2016/06/30

ウォーキング・デッドが面白いけどさ

ウォーキング・デッドというゾンビものの海外ドラマにハマっている僕は毎日が輝いていた。会社で嫌なことがあっても「そんなことよりリック達はどうなるんだろう」「そういえば最初にダリルが乗ってたバイクってどこに行ったんだろう」などと考えればそれだけで心が潤ったのだ。ワーキングプアと辞書で引けば僕の名前が出るかもしれないほどにお金が無い僕がHuluという動画サイトを有料にも関わらず登録したのは、ウォーキング・デッドが見られるからだ。グロテスクな作品は好まなかった僕だけど、今ならゾンビに胴上げされたい。

しかし悲しみは突然訪れた。終わってしまったのだ。日本で公開している分の、エピソードをすべて見終わってしまったのである。現在海外ではシーズン7まで放送しているらしいけど、日本で見られるのはシーズン5まで。シーズン5の最終話の終わり方もえらく中途半端なもので、「どうです?続き、気になるでしょ」と外人がニヒルに微笑んで僕の肩に手を置きそうな終わり方。「気になる」とその手を掴み、関節技を決めてやりたい所存。


あんまりだ。これだけを楽しみに生きてきた僕はこれから先どうすればいいというのだ。そして日本でシーズン6がDVDレンタルされるのは今年の9月ぐらいとの情報をネットで見てしまい、もう絶望。9月て。夏が終わるじゃない。たぶんその頃には会社もう辞めてるよ。ちなみにシーズン7は来年あたりになるとのこと。そこまで来たらもう僕生きてるかわからないよ。明日からウォーキング・デッドが無い生活が始まる。会社を終えても、楽しみが無い。死んだ魚のような顔で出勤して、帰宅する毎日が幕を開けようとしている。ウォーキング・デッド。